2019.12.19
埼玉県熊谷市現場から
本日は外壁の中塗りをしました。この現場の外壁素材はモルタルです。
モルタルとは、
細粒の骨材を結合材に混ぜてつくったもので,一般には砂とセメントを水で練ったセメントモルタルを言います。セメントはポルトランド,高炉,シリカ,白色ポルトランドの各セメントが普通で,砂は川砂,色砂,軽砂が使用されます。調合は容積比でセメント1に対し砂2~3。普通モルタルのほか,保温,保冷,吸音にすぐれた蛭 (ひる) 石モルタルをはじめ,パーライトモルタル,人造石用モルタル,また防食層としての耐食モルタルなどがあります。防火木造の外壁仕上げ,浴室,台所,土間などの床,腰壁の仕上げ,コンクリート屋根の防水仕上げ,組積式構造の目地材料に用いられるほか,モルタル板,モルタル煉瓦,セメント瓦などの成形原料としても用いられます。
モルタル外壁の難点はヒビ割れが発生しやすいことです。今回の現場の外壁もヒビ割れは少ないですが有ります。
そこで下塗りには微弾性フィーラーを用います。
フィラーとは、下塗りの際に使われている塗料の一種です。 … 微弾性フィラーは字の通り、塗膜に弾性を持たせる働きがあります。 弾性をもつことで、ひび割れ(クラック)があったとしても追従する働きがあり、ひび割れを起こしやすいモルタル外壁の下地に利用する下塗り塗料です。
本日は中塗りの作業なので使用材料はSK化研の弾性クリーンマイルドシリコンを使用しました。
特長
超低汚染性
セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染を実現しました。
超耐久性
耐候形1種に相当する性能を示します。
防かび・防藻性
特殊設計により、微生物汚染を防ぎます。
透湿性
透湿性塗膜は内部結露の防止に役立ちます。
幅広い下地適用性
弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性を示します。
環境に優しい
溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、作業環境の改善に役立ちます。
本日は中塗りのため、色は上塗りの色とは違う色で塗装しました。
中塗りとは、下塗りと上塗りの間の2度目の塗装です。一般的には上塗りと同じ色の塗料で行うため、手抜き工事として省かれる可能性の高い工程です。(株)鯉渕塗装工業は下塗り、中塗り、上塗りを行った証明として、各工程ごとに別々の色の塗料を用い、工事完了後にお客様に施工写真をお見せ致しますので、安心していただける工法です。
明日は上塗りをします。