外壁塗料のシリコン塗料のグレードについて|それぞれの違いを解説


外壁塗装をする際に、どのグレードの塗料を使うかという点は非常に重要になってきます。
「塗料にグレードなんてあるの?」
「どれを使えばいいのか分からない。」
このようにお悩みの方もおられるのではないでしょうか?
ここでは、数ある塗料のグレードの中でもシリコン塗料について解説していきます。

シリコン塗料とは

現在、外壁や屋根の塗料で主流に使われている塗料がシリコン塗料です。
耐用年数が長く、コストパフォーマンスも良いことから多くの方に支持されています。
一般的に耐用年数は10~13年と言われています。
さらに耐久性が良く、汚れにも強いという特徴を持っています。

シリコン塗料の特徴

シリコン塗料は、水に馴染む「親水性」という性質を持っています。
外壁に付着して着色の原因となるのは、排気ガスのような油性の汚れです。
シリコン塗料は親水性ですので、こういった油性の汚れを弾きます。
また、雨水が壁の汚れを洗い流してくれる効果も持っています。
塗膜の表面に汚れがつきにくく、他のアクリル樹脂、ウレタン樹脂に比べて汚れに強いのがシリコン塗料最大のポイントだと言えるでしょう。

シリコン塗料の中にも種類がある

シリコン塗料とは何か、その特徴を述べてきましたが、実はシリコン塗料はさらに3種類に大別できます。

*水性1液型

大手ハウスメーカーが使用しています。
扱いやすく環境への負担が少ないタイプです。
耐久性や密着力は油性に比べて劣ります。

*溶剤系1液型(油性)

水性よりも耐久性が高く、現在主流で使われています。
油性ですが、2液型に比べて扱いやすいです。

*油剤系2液型(油性)

耐久性や密着性は水性や1液型に比べてはるかに高いです。
2液型を使う時に硬化剤を混ぜる必要があり、一度混ぜてしまうと短時間で使い切らなくてはなりません。

シリコン塗料の選び方

シリコン塗料は、どの場所に使うかによって選びましょう。
外壁、屋根、木部、鉄部など素材ごとに使い分けるのが一般的です。

例えば、屋根を塗装したい場合、屋根は紫外線を直接受けやすいため、シリコン含有量の高いシリコン塗料を選ぶと良いでしょう。

 

さいごに

以上シリコン塗料のグレード別に解説しました。
シリコン塗料は、値段と耐久性のバランスの良さが売りの非常にオススメな塗料です。
塗料選びの参考になれば幸いです。

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