2020.5.30
埼玉県白岡市現場から
今回の白岡市現場は、数回塗装がされています。
かなり雑な工事のため、高圧洗浄時に塗装が剥がれてしまいました。
特にひどいのは屋根です。
今回の現場の屋根はスレート屋根です。今回はスレート屋根も塗装します。
洗浄作業まで完了しているので次は塗装をしていきます。
最初にシーラー(下塗り)をします。
シーラーとは
外壁塗装工事や屋根塗装工事を行うとき、塗装面と仕上げ塗料の接着が悪いと、塗膜が剥がれるなどの劣化が起こりやすくなります。
シーラーを先に塗ることで接着剤のような役割をして、塗装面と中・上塗り塗料との密着性を高めます。
シーラーはサラサラとして粘り気がないのが一般的です。シーラーを最初に塗って吸収させることで、中・上塗り塗料の吸い込みを防ぎます。塗装面に傷みがある場合は塗料の吸収が激しくなるため、必要に合わせて2度塗装するケースもあります。
シーラーは下地の中に浸透していくため、劣化した下地を補強する役割もあります。
塗装面となる外壁材や屋根材は、住宅状況や経年によって劣化が起こります。塗装というと仕上げ塗料の色や機能ばかりに注目してしまいがちですが、耐久性を維持するには下塗り塗装はとても大切な工程です。
シーラーは塗装面の劣化状況によって適した種類が違うので、塗装工事の際にはどのタイプのシーラーが向いているのか判断しましょう。
シーラー塗装中
シーラー塗装完了
次にスレート表面が荒れているためサーフェイサーを塗装します。
サーフェイサーとは
サーフェイサーとは、塗装における下塗り材の一つですが、プライマーやシーラーといった下塗り材と上塗り(中塗り)材の間に塗る塗料で、表面の小さい傷や凹凸を埋め、滑らかに調
整したり、上塗り色ムラ無く仕上げるために発色を良くしたり、平坦化・均等化する役割を持っています。surface(表面)が語源となっています。
下塗り材(プライマー)は、下地と上塗り(中塗り)材との接着性を高めるために用いられますが、サーフェイサーは下塗り材(プライマー)が塗られた上に、上塗りの効力がより発揮されるべく施されます。上塗りの仕上がりに重点が置かれた下塗り塗料がサーフェイサーと言えます。
プライマーとサフェイサーの役割をどちらも兼ね備えたプラサフといった下塗り材もあります。
サーフェイサー塗装中
サーフェイサー塗装完了
次にタスペーサー、中塗り、上塗りの順で作業をしていきます。
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