2018.11.30
埼玉|外壁塗装で耐久性のある塗料は?一体塗装は何年持つの?
外壁塗装で気になることの1つとして耐久性が挙げられます。
実は、塗料の種類によって耐久性は変わります。
自分の家の外壁塗装が長持ちできるように、塗料の耐久性を知ってみませんか?
塗料の種類と耐久性
塗料には主にアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料の4種類があります。それぞれの耐用年数は
アクリル塗料:4年〜6年
ウレタン塗料:7年〜9年
シリコン塗料:11年〜13年
ラジカル塗料:11年〜13年
フッ素塗料:15年〜20年
と言われています。
耐用年数は各メーカーが発表する目安なので多少の違いや誤差はありますが、概ね上記の年数を参考にしてください。
耐久性と最終的な費用
アクリル塗料やウレタン塗料は耐用年数が短いですが、塗料の価格は安いです。
しかし耐久年数が短いということは、塗り替える頻度が多くなることを意味します。
塗り替える際は塗料代と塗装工事代がかかります。
したがってアクリル塗料やウレタン塗料を使うと1回の費用は安く済むものの、合計の費用は高くなってしまいます。
現在アクリル塗料が使われることはほぼありません。
またウレタン塗料も使用される割合が落ちてきています。
シリコン塗料とラジカル塗料がおすすめ
耐久性と合計費用を考慮すると、シリコン塗料を選ぶことをおすすめします。
高い耐久性を持ちながらもとてもお手頃な価格で購入できます。
実際国内で使われる塗料の70%はシリコン塗料が占めています。
そのため、特にこだわりがなければシリコン塗料が無難な選択と言えるでしょう。
また最近ではラジカル塗料が人気を上げています。
ラジカル塗料は「ラジカル制御」という技術を用いた塗料です。
それに加え、シリコン塗料と変わらないほどの耐久性を持っているのでこちらもおすすめの塗料です。
人気上昇中のフッ素塗料
シリコン塗料よりも耐用年数が長いのがフッ素塗料です。
フッ素塗料は気候の変化や紫外線に強いので高い耐久性を持っています。
耐久性が高いことは、最終的な費用が安く済むことに加えて、塗り替えの手間が少なくなります。
1度フッ素塗料で外壁を塗装すれば15年以上塗り替える必要がないので、管理が楽になります。
そのため、フッ素塗料も人気を集めつつあります。
まとめ
外壁塗装に使われる塗料の種類と耐久性を紹介しました。
塗料を選ぶときの判断基準は他にもあります。
断熱性や艶も重要な要素です。
しかし耐久性が1番大きな要素と考えられます。
耐久性で見れば、10年以上は耐久してくれるシリコン塗料やラジカル塗料、またはフッ素塗料を選ぶことをおすすめします。