外壁の劣化部分のメンテナンス方法をご紹介します!


皆さんのお家の外壁はきれいに保たれていますか?
もしも外壁に劣化部分が見られたら、それはメンテナンスの時期を知らせるサインかもしれません。
しかし、どのようにメンテナンスすれば良いか分からない方も多いかと思います。

そこで今回は、外壁の劣化部分の見つけ方やメンテナンス方法についてご紹介します。

外壁の劣化を知らせるサイン

*ひび割れ

ひび割れにはいくつか種類があります。

一つ目はヘアークラックという塗料のひび割れです。
塗料のひび割れは長年塗料を使用してきたことによる、塗料の経年劣化が原因で発生します。
建物の構造自体にはあまり影響はありませんが、ヘアークラックは塗料の耐用年数の期限を知らせる目安でもあります。

二つ目は乾燥クラックです。
乾燥クラックは、外壁を完全に乾燥させる前に塗料を塗ってしまうことで発生するひび割れです。
乾燥クラックは今後ひび割れが拡大する可能性がそこまで高くありません。

以上二つに反して危険なひび割れが、構造クラックです。
構造クラックは建物自体に生じているひび割れです。
構造クラックを放っておくと建物が歪んだり、雨漏りをしてしまう可能性があるので早急な対処が必要です。

以上3つのひび割れは判別が難しく、素人の目ではひび割れの原因はなかなか突き止められません。
そのため、もしもひび割れを見つけたら、専門の業者に点検してもらうことをおすすめします。

*チョーキング現象

皆さんは壁に触れて白い粉がついた経験はございませんか?
外壁に触れた時に付着する白い粉は、外壁の塗料が化学反応により発生させたものです。
このようにチョークのような白い粉が壁から発生することにちなんで、チョーキング現象と呼ばれています。

本来外壁の塗料によって、外壁は外部の刺激から守られています。
しかし塗料の耐用年数が過ぎて性能が落ちると、外部の紫外線など刺激に耐えられなくなります。
白い粉が出てきたら、塗料の耐用年数が過ぎているサインです。

メンテナンス方法

*塗料の塗り替え

塗料には耐用年数の異なる様々な特徴をもったものが存在します。
自分で性能を比較するのも大変なため、専門の業者と相談して塗料を決めることをおすすめします。

*コーキングのメンテナンス

コーキングとは、ゴム状の目地材で外壁の隙間を埋めるために使用されます。
コーキングも劣化するとひび割れを起こし水が侵入しやすくなります。
サイディングを外壁に使用されている方は、コーキングのメンテナンスも行うことを心がけましょう。

まとめ

外壁の健康状態を日頃から把握しておくことはとても大切です。
もしも外壁に劣化部分を見つけたら、一度専門の業者に点検してもらいましょう。

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