2018.9.19
夏は涼しい、冬も暖かい!そんな家にするなら外壁塗料を見直そう!
できれば夏は涼しい、そして冬でも暖かい、そんなお家に住みたいですよね。
夏はとても湿気が多くとても暑く、冬は底冷えが厳しいのが日本の気候の特徴です。
そこで今回は、そんな厳しい気候にも負けない外壁塗料についてご紹介いたします。
断熱塗料
断熱塗料とは、熱の伝導率が低くなるような成分が配合された塗料です。
断熱塗料を外壁塗料として使用することで、外壁の熱伝導率が低くなり、室内に熱を伝えにくくなります。
また、室内の熱も外に伝えにくくなるため、冷房器具や暖房器具が効率良く部屋快適な温度に導き、省エネにもつながります。
断熱塗料として有名なものが、ガイナという塗料です。
このガイナという塗料は、もともとロケット打ち上げ時に摩擦熱からロケットを守るために開発された塗料です。
そのため断熱力だけではなく、耐久性にも優れ信頼の置ける塗料です。
その他防音効果もあるため、お家の外壁としてはぴったりの塗料ではないでしょうか?
遮熱塗料
太陽光を反射して温度の上昇を和らげる点と、蓄えられた熱を外気に放射する点に優れた塗料を遮熱塗料と呼びます。
太陽光の熱エネルギーは大きく、太陽にさらされ続けることによって外壁の温度は上昇していきます。
しかし、遮熱塗料を使用することで、太陽光の吸収を抑えることが可能です。
さらに、吸収してしまった熱も、遮熱塗料が持つ放射という機能により素早く外気に逃がすため、温度の上昇を抑えられます。
遮熱塗料には一般的な顔料系遮熱塗料から、セラミック配合遮熱塗料まで様々な種類があります。
しかし、セラミック素材として有名なものはEC-2000F‐IRという塗料です。
この塗料にはナノセラミック粒子が配合されており赤外線を反射、そして蓄えてしまっても素早く放射します。
赤外線は熱を含んでいるため、赤外線の侵入を防ぐとこで温度の上昇や蓄熱を防ぎます。
さらに、この塗料は伸縮性にも優れるため、塗りたて時に起こりやすいひび割れや、経年劣化に伴うひび割れも防ぎます。
断熱塗料も遮熱塗料も価格は高いですが、耐久性が非常に高くどちらもコストパフォーマンスに優れた外壁塗料と言えます。
今後のメンテナンスも考えたら、とてもおすすめの塗料です。
まとめ
今回は夏涼しく、冬は暖かく、一年中快適に過ごしていただくための機能性に優れた外壁塗料をご紹介いたしました。
断熱塗料も遮熱塗料も高い効果を発揮してくれます。
どのような塗料を使用するべきか、信頼できる専門の施工業者に相談しましょう。