2018.10.13
フッ素塗料のグレードによる違いを外壁塗装業者が解説
外壁塗装の際に使う塗料のグレードについて考えたことはありますか?
「グレードがあることを知らなかった。」
「何を使えば良いの?」
このような方もいらっしゃるのではないでしょうか?
同じ外壁用塗料でも、グレードによって塗料の性能が変わってくるため、どの種類の塗料を使用するかは重要です。
ここでは、数ある塗料のグレードの中でもフッ素塗料について解説していきます。
フッ素の特徴やメリットを十分に理解していただき、納得のいく塗料選びにお役立てください。
フッ素塗料とは
フッ素塗料は、塗料の主成分がフッ素系の樹脂である塗料です。
フライパンを思い浮かべてみてください。
焦げ付かないフライパンには、フッ素コートがなされています。
汚れをはじき返し、汚れても拭き取るだけでピカピカになりますよね。
フッ素塗料は、耐久性が非常に高く価格も高額な塗料です。
ビルや高層マンションに使われることも多い塗料です。
「美観を永く維したい。」
「外壁塗装にかかるお金は厭わない。」
このような方であれば、フッ素塗料を選ぶと良いでしょう。
フッ素塗料の種類
*スズカファイン:エコフッソ(水性1液型)
この塗料の強みは、高耐候性、防カビ性、防藻性に優れている点です。
耐候性とは、紫外線や雨風によるダメージを受けにくい性能です。
*川上塗料:フロンコート700高反射(強溶剤2液型遮熱フッ素塗料)
この塗料の強みは、遮熱性に優れているため、塗装面の温度が上がりにくい点です。
節電効果や省エネ効果に期待できます。
*日本ペイント:デュフロン4Fルーフ
この塗料は、従来のフッ素塗料を大きく上回る耐候性を誇ります。
劣化の進度が遅く、フッ素塗料の中でも長持ちする塗料です。
*菊水化学工業:K‘s スーパールーフ F
この塗料は幅広い屋根素材に対応できます。
特に効果を発揮するのがトタン屋根の場合です。
トタン屋根は劣化の進行度が早く耐候性が低いのですが、この塗料を塗布することでその弱点を補ってくれます。
最後に
以上、フッ素塗料と種類の違いについて解説致しました。
フッ素塗料の最も大きなメリットは、耐用年数の長さです。
他にも、様々な特徴を兼ね備えている信用性の高い塗料ですので、外壁を長持ちさせたいという方にはオススメの塗料となっております。
株式会社鯉淵塗装工業では、フッ素塗料の他にも様々な塗料を取り扱っております。
また、塗装に関するお客様の疑問やお悩みにもお答えしております。
是非お気軽にご相談ください。