2019.4.2
埼玉県で外壁塗装をする方へ、外壁にさびができる原因をご紹介します
突然ですが、みなさんの外壁にはサビがありますか?
「外壁にサビができてしまって困っている」、「なんでサビができているのかわからない」という方がこの記事を読んでくださっていると思います。
外壁塗装を行なってサビをなくしても、次にまたサビができてしまったら嫌ですよね。
すぐに依頼しなくてはいけなくなってしまいます。
そこで今回は、「外壁にサビができる原因」をご紹介します。
合わせて対策もお伝えするので、ご自身でもメンテナンスを行ない、サビの発生を防ぎましょう。
外壁にサビができる原因とは?
結論から言うと、外壁にサビができる原因は「鉄と水が触れる」ことで起こります。
では、鉄を例にサビが発生する原因を化学的に見ていきましょう。
鉄になんらかの要因で水がかかると、水酸化鉄イオンが生まれます。
水酸化鉄イオンと鉄のイオンが結びついてFe(OH)3というイオンができます。
Fe(OH)3イオンから水分がなくなると、サビ(Fe2O3)ができます。
このように、水が鉄に触れ、化学反応を起こした結果サビができます。
サビはどこからできることが多いの?
ここまでで、サビのできる要因は知っていただけたと思います。
では、肝心のサビはどこからできることが多いのかを見ていきましょう。
*鉄筋コンクリート住宅の場合
構造体が鉄筋なので、湿度が高い地域や、防水加工が不十分な住宅の場合は内部からサビが発生することがあります。
防水対策がうまくいっているかをしっかり確認しましょう。
*木造住宅の場合
木造住宅の外壁に多いモルタル外壁の内部には、ラス銅と呼ばれる金属が入っています。
もしモルタル外壁にひび割れがあると、そこから水が入り込み、内部のラス銅からサビが発生してしまうことがあります。
外壁のひび割れは見つけたらすぐに対処しましょう。
サビが発生したらどうすればいいの?
サビは自分で落とすこともできます。
もし見える位置にサビがある場合は、一度、ブラシでこすってみましょう。
こすっても落ちない場合は、専用の洗剤を使ってみると落ちる場合があるので、オススメですよ。
ただ、専用の洗剤は洗浄力が強いため、しっかり洗い流さないと塗料が変色する可能性があるので十分洗い流すことを忘れないでくださいね。
それでも落ちない場合は、業者に頼みましょう。
業者は金属製のブラシや、特殊なヤスリを使うことで徹底的にサビを落とすことができますよ。
まとめ
今回は「外壁にサビができる原因」をご紹介しました。
サビの発生原因は金属が水に濡れることでしたね。
サビが発生する前に、金属が水に触れないようにすることで予防しましょう。
外壁のサビ対策を考えている方は、いつでも当社にご連絡くださいね。