2024.6.26
比企郡嵐山町でベランダFRP防水工事を致しました。
比企郡嵐山町でベランダFRP防水工事を致しました。
FRP防水とは
FRP防水(エフアールピーぼうすい)は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水工法です。出来上がった防水層は継ぎ目のないシームレスな構造となります。
FRP防水は、強度が大きく耐久性に優れたFRP(繊維強化プラスチック)を防水分野に応用した工法で、軽量かつ強靭で耐水性・耐食性・耐候性に優れていることが特長であります。
特に、軽量かつ強靭であるという特長から、屋上の防水として適用した場合、防水層の上にトップコート仕上げを行う露出仕様でも人の歩行が可能となります。通常、屋上を人の歩行用に供する場合は防水層の上にコンクリート層を設けたり、あるいはタイルのようなもので仕上げる必要がありますがFRP防水の場合は、そのような保護層は不要となります。
FRP防水は、木造住宅バルコニーなどの防水として多く採用されていますが、これは上記のような歩行可能であるということと、樹脂(ポリエステル樹脂)の硬化速度が速いという施工面での特長が生かされているためであります。
ただ、FRP防水の施工中(樹脂が硬化するまでの間)は、ポリエステル樹脂に含まれるスチレンが揮散して、臭気が周囲に広がる可能性があります。スチレンは都市ガスにも似た一種独特の臭気を持っているため、施工時には臭気対策を行っておくことが必要であります。
近年では、FRPの高強度という利点を応用して、屋上緑化や屋上菜園の防水層としても採用が増えています。
その他の防水としては、アスファルト防水、シート防水、ウレタン防水、セメント系防水、金属防水などがあります。
まずは塗料の密着を良くする為に目荒し(研磨)をします。
次にアセトンで清掃します
(FRPの表面にあるワックスの油膜成分をアセトンで拭きとります。
しっかり取らないと、その後塗装するプライマーが剥がれやすくなってしまうので、重要な作業です。)
次にプライマー(下塗り)を塗装します。
プライマー(下塗り)塗装中
プライマーが乾燥したらガラスマットをポリエステル樹脂でなじませて固めます。これがFRPです。
FRP施工中
FRPが硬化したら中塗りを塗ります。中塗りはポリエステル樹脂のみを塗ります。
ガラスマットは敷きません。
中塗り塗装中
中塗りが硬化したら次は表面の研磨をして肌を整えます。
研磨作業中
次に上塗りを塗装します。
上塗り塗装完了
各種施工実績を紹介しております。
そちらも合わせて見ていただければと思います。
https://www.koibuchitosou.co.jp/work/
埼玉県比企郡で塗装工事を検討されている方は
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