外壁塗装をお考えの方へ!色分けのポイントをご紹介します!


外壁塗装の色分けをする際は、色分けのポイントだけではなく、色選びのポイントも押さえておきましょう。
自分の好きな色だけを集めて色分けすると、まとまりがないという印象を与えてしまうので注意が必要です。
今回は、色分けのポイントと色選びのポイント、実例についてご紹介します。

□色分けのポイントについて

まずは、色分けのポイントについてご紹介します。

 

1つ目は、同系色の2色を選ぶことです。
色はさまざまな種類がありますよね。
その中でも同系色の色を選ぶと簡単に外壁の色分けができます。
同系色とは、色相環で隣り合っている色や近い位置にある色のことを指します。
隣り合っている色にするだけではなく、彩度が異なる組み合わせにしたりトーンが異なる同じ色の組み合わせにしたりすると良いでしょう。

 

2つ目は、セパレーションカラーを入れることです。
セパレーションカラーとは、2色の間に別の色を入れることです。
セパレーションカラーを用いると、それぞれの色の境界線になり、独立させる効果があります。
無彩色や低彩度色を選ぶと、セパレーションカラーを取り入れやすくなります。

 

3つ目は、色を選ぶ際は、最大3色までにすることです。
外壁の色は好きな色にしたいとお考えの方も多いでしょう。

 

しかし、好きな色を好きなだけ入れると、外壁の色はまとまりがなくおしゃれな印象を与えられません。
おしゃれな印象を与えるには、色を3つまでにすることが大切です。
色の数が多いと、各色の主張が強くなるので、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの3つに分けて選んでみましょう。

 

ベースカラーは、塗装面積が最も大きい色で、全体の7割を占めることになります。
住宅の背景とも言える色になり、全体のイメージを大きく左右します。
原色ではなく、近隣の住宅からかけ離れた色にならないような色をベースカラーに選びましょう。

 

アソートカラーは、ベースカラーの次に塗装面積が大きくなります。
ベースカラーとアクセントカラーの間を取り持つことができ、この2色を安定させる効果を持ちます。

 

アクセントカラーは、最も塗装面積が小さくなります。
アクセントカラーを取り入れることで、スタイリッシュな印象を与えられます。
また、全体を引き締める効果もあります。

□色選びの注意点について

ここまで、外壁の色分けのポイントについてご紹介しました。
では、色分けをする前に色選びはどのようなところに注意すると良いのでしょうか。
次に、色選びの注意点についてご紹介します。

 

1つ目は、色見本を使うことです。
色見本は色のカタログで、その中からお気に入りの1色を選びます。
色見本を用いることで、イメージと違うという後悔を防げます。

 

ただし、このとき色見本はA4サイズの大きさを用いましょう。
色は、大きさよって与える印象が異なります。
小さな紙片のサンプルではわからなかったイメージのギャップがなくせます。

 

また、色見本を用いる際は、晴れた日の屋外で確認しましょう。
住宅は外にさらされているので、実際のイメージを掴むためには屋外で確認することが大切です。
晴れの日だけではなく、他の天気の日にも確認してみることをおすすめします。

 

2つ目は、周囲の色との調和を考慮することです。
先ほどもご紹介しましたが、外壁の色選びの際は周囲の家とのバランスを確認することも大切です。
周りよりも目立たせたい場合は別ですが、原色やビビットカラーは個性的な印象を与えるので避けることをおすすめします。
色に違和感がないか確認しておきましょう。

 

3つ目は、玄関やサッシの色とあわせることです。
玄関のドアや窓のサッシ部分はほとんど塗り替えずに住み続けるため、玄関のドアや窓のサッシ部分と色をあわせると良いでしょう。
そうすると、後悔しにくくなります。

 

サッシが黒に近いのであれば暗い色を選んだり、白に近いのであれば明るい色を選んだりすることをおすすめします。
サッシが白の場合は、鮮やかなカラーとも相性が良いです。

□実例について

最後に、実例についてご紹介します。

 

まずは、ナチュラルな印象を与えるには、白とブラウンの組み合わせやクリーム色を選ぶと良いでしょう。
白をベースカラーにして、汚れが目立ちやすい下部にブラウンを選ぶと上品な印象になります。
クリーム色にすると、明るく柔らかい印象を与えます。

 

エレガントな印象を与えるには、ベージュがおすすめです。
ベージュにすると、清楚感のある新築のような美しい外観になります。
ベージュは、屋根やサッシの色ともあわせやすい色と言えます。

 

シックな印象を与えるには、白とグレーを組み合わせたり、白と黒を組み合わせたりすると良いでしょう。
コントラストが美しく、シンプルな仕上がりになります。

□まとめ

今回は、外壁塗装をお考えの方に塗料の種類と基礎知識についてご紹介しました。
外壁を色分けする際は、どのような組み合わせにしたら良いのかお悩みの方も多いでしょう。
色分けの際は、今回ご紹介した情報を参考にしてみてはいかがでしょうか。
外壁塗装の色分けをお考えの方は、当社までお気軽にご連絡ください。

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