2022.10.28
外壁塗装をお考えの方へ!塗料の種類と基礎知識についてご紹介します!
外壁塗装をお考えの方で塗料を選ぶ際は、耐用年数や性能に注目してみましょう。
また、塗料にはさまざまな種類があり、それぞれメリットやデメリットが存在します。
メリットやデメリットを考慮した上で、自分達の要望にあった塗料を選びましょう。
今回は、塗料の種類と基礎知識についてご紹介します。
□塗料の種類について
1つ目は、ウレタン塗料です。
この塗料は、シリコン塗料が一般的になる前に普及した塗料です。
非常に伸びが良く独特の光沢があります。
耐用年数は、5〜7年です。
メリットは、安価で経済的なことが挙げられます。
また、密着性と伸びが良いので施工がしやすいです。
一方、デメリットには他の塗料に比べて耐久性に劣ることが挙げられます。
2つ目は、シリコン塗料です。
この塗料は、近年で最もスタンダードな塗料です。
耐用年数は、7〜10年です。
メリットとして、コストパフォーマンスが良く、カラーバリエーションが豊富であることが挙げられます。
また、親水性であるためウレタン塗料に比べて汚れにくいという性質があります。
親水性とは、水に馴染む性質のことです。
水に馴染む性質を持つため、ほこりなどの汚れを雨が降ったときに落としてくれます。
デメリットは、塗膜の伸び縮みが少ないという点です。
伸びる塗料であれば外壁の素地が割れてもカバーできますが、伸びにくい塗料であればカバーしにくいです。
日本は地震がよく起こるので、伸びが少ないことがデメリットとして挙げられます。
3つ目は、フッ素塗料です。
この塗料は、フッ化カルシウムを主成分としています。
そのため、汚れにくく、耐候性があり、酸性雨に強いという性質を持ちます。
耐用年数は、約15年です。
メリットは、高耐久であることです。
撥水性があり、水や汚れを弾く効果があります。
デメリットは、次回の塗り替えの際に塗料がくっつかない場合があることです。
メリットに撥水性があることから、次に塗る塗料も弾こうとします。
4つ目は、無機塗料です。
この塗料は、無機物質を主成分にした塗料です。
耐久性が高く、コケが発生しにくいという特徴が挙げられます。
耐用年数は、約15年です。
メリットは、塗料の中で最も耐久瀬雨が高いことと美観性に優れていることです。
デメリットは、無機塗料は硬いのでヒビが入った際に塗膜が割れてしまうことです。
□外壁塗装の基礎知識について
ここからは、外壁塗装の基礎知識についてご紹介します。
そもそも、外壁塗装は本当に必要なのかとお考えのお方も多いでしょう。
住宅は、紫外線や雨風にさらされているため、日々劣化しています。
そのため、外壁塗装をせずに放置しておくと、劣化が進み外壁だけではなく内部にまで悪影響を及ぼします。
外壁塗装を行っておくと、内部にまで影響が及ばず、より長く安心して暮らせます。
では、いつ外壁塗装を行うと良いのでしょうか。
外壁塗装に適しているのは、春や秋です。
雨の降る確率が低く、気温が低すぎない時期が向いています。
気温が低すぎたり湿度が高すぎたりすると、塗料が乾きにくくなります。
塗料が乾きにくくなることで、固まる途中に水滴やホコリがつく可能性が高まり、仕上がりに影響を及ぼします。
塗料の乾燥や工期の長さを考慮すると、春や秋のような季節がおすすめです。
また、外壁塗装の種類は、先ほどご紹介した通り、ウレタン塗料やシリコン塗料などがあります。
それら以外にも、水性1液型、油性1液型、油性2液型などの種類もあります。
水性は、耐久性や密着性は油性に比べて劣りますが、扱いやすく環境への負担が少なく済みます。
油性は、耐久性が高いですが、ニオイが気になる方も多いでしょう。
最後に、色選びの際は、小さな色見本ではなく大きな色見本をみましょう。
小さい場合と大きい場合では印象が異なります。
蛍光灯や日光などの光源を加えて色を確認することもおすすめします。
□塗料の選び方について
塗料を選ぶ際は、次のことに注目してみましょう。
1つ目は、耐用年数に注目してみましょう。
先ほどご紹介した通り、塗料によって耐用年数は異なります。
耐用年数が短い塗料は低価格ですが、塗り替え頻度が多くなります。
用途に合わせて選びましょう。
2つ目は、性能に注目しましょう。
塗料には、遮熱性や防水性、防汚性などさまざまな性能があります。
性能が多いと、どの性質を持つ塗料にすると良いのかわからなくなりますよね。
建物を蝕む要因の1つに雨水が挙げられます。
困った際は、防水性のある塗料を選びましょう。
3つ目は、ニオイに注目してみましょう。
外壁塗料を塗る際に、ニオイが気になる方も多いでしょう。
塗料には水性塗料と油性塗料があり、水性塗料はニオイが少ないです。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、ニオイに注目する場合は水性塗料がおすすめです。
4つ目は、艶に注目してみましょう。
艶あり、7分艶、5分艶、3分艶、艶なしと艶の度合いを選べます。
見た目だけではなく、艶の度合いも選びましょう。
艶の度合いによって印象が変わります。
□まとめ
今回は、外壁塗装をお考えの方に塗料の種類と基礎知識についてご紹介しました。
外壁塗装は、長く住み続けるために必要なメンテナンスです。
塗料の持つ性質やメリット・デメリットを参考に選びましょう。
外壁塗装をお考えの方は、当社までお気軽にご連絡ください。