2022.11.21
外壁カバー工法のデメリットとは?失敗しないためのポイントもご紹介します!
外壁のリフォームを考えているが、施工方法などは自分で決められないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に、選択肢として検討していただきたい方法が外壁カバー方法です。
今回は、外壁カバー工法についてメリットやデメリットも併せて解説した上で、失敗しないために気を付けたいポイントを紹介します。
外壁カバー工法とは、既存の外壁に新しい外壁材を重ねて張り付ける施工方法です。
別名を重ね張りと言います。
この方法は普段通りに生活しながら施工でき、既存の外壁を除去する工程が必要ないという特徴があります。
外壁カバー工法で用いる素材は主に、樹脂サイディングと金属サイディングの2つです。
さらに、金属サイディングにはガルバリウム鋼板・エスジーエル鋼板・アルミニウムという3つの種類があります。
□外壁をカバー工法でリフォームするメリットとデメリットについて
ここでは、外壁カバー工法のメリットとデメリットを紹介します。
まずは外壁カバー工法のメリットを紹介します。
1つ目は、張り替えよりも費用を抑えられることです。
張り替えは既存の外壁の取り除く作業があるため、カバー工法よりも費用が高くなります。
一般的に、金額は約20万円ほど変わります。
2つ目は、工期が短いことです。
外壁のリフォームを代表する3つの施工方法の工期の目安を比較すると、
外壁カバー工法は10〜14日、外壁塗装は12〜15日、張り替えは12〜17日です。
このように、外壁カバー工法が最も短期間で工事を完了できます。
3つ目は、断熱性と遮音性が高いことです。
既存の外壁を取り除かないため、外壁塗装や張り替えよりも壁に厚みを持たせられます。
したがって、遮音性や断熱性が高くなります。
他にも、防水性や壁面の耐久性の向上が期待できます。
外壁カバー工法には以上の3つのメリットがあります。
外壁塗装はできないけど費用を抑えたい、できるだけ工期を短縮したい、保温性や防音性を重視したいという方には適しているでしょう。
次に外壁カバー工法のデメリットを紹介します。
1つ目は、使用する外壁材の種類が限られていることです。
外壁カバー工法は既存の外壁に新しい素材を張り付けるため、重くて剥がれ落ちてしまう可能性がある外壁素材を張ることはできません。
また、軽量の素材の多くは金属サイディングに限られてしまうため、デザインが豊富な窯業系のサイディングに比べて選択肢が少なくなってしまいます。
重厚感のある窯業系のサイディングの質感を好む方は、希望のサイディング材を施工できない場合もあるため注意しましょう。
最近は、金属サイディングでも「木目調」や「レンガ調」などの豊富なデザインが増えてきています。
2つ目は、外壁が重くなってしまって耐震性が若干低下することです。
どれだけ軽い金属サイディングを使用したとしても、今より外壁の重さが増すことは避けられません。
外壁の重量が増すと耐震性が低下し、地震の際に破損しやすくなります。
住宅の老朽レベルにもよりますので、必ず施工をする前に外壁カバー工法で大丈夫かどうか確認する必要があります。
3つ目は、劣化が激しい外壁には施工できないことです。
大きなひび割れ、サイディング材の反りや割れなどを放置していた場合、外壁の下地にまで雨水が浸入してしまい、張り直す必要が出てくる可能性があります。
以上の3つが外壁カバー工法のデメリットです。
これらのデメリットも理解した上で、外壁カバー工法を採用するかどうか決めましょう。
□外壁カバー工法で失敗しないためのポイントを紹介!
事前の情報収集によってデメリットを理解していても、外壁カバー工法を選んだことで工事が失敗してしまうこともあります。
そのような事態を防ぐために注意したいポイントは、住宅の状態を確認することです。
リフォーム事業を行う会社は多数存在するため、初心者にとって依頼する塗装会社選びはとても難しいです。
だからといって、いい加減な気持ちで依頼する塗装会社を選んでしまうと後悔します。
例えば、実績のない会社や評価の悪い会社に依頼してしまうと、住宅の状態を誤って判断されたり、適切な方法を提案してもらえなかったりします。
その結果、せっかくリフォームしたのに、かえって住宅の寿命を縮めてしまう可能性もあります。
外壁のリフォームを依頼する会社選びでは、自分が納得できるまで事前に十分な打ち合わせがあるか、見積書や契約書の記載に漏れがないかなどを意識して観察しましょう。
当社は、お問合せをいただいてからお客様のご都合に合わせてお伺いし、お見積もりを作成させていただきます。
お客様が納得した上でのご契約を行うので、無理な営業はいたしません。
着工前にご近所様に事前挨拶を行っているので、トラブルが生じないか不安な方もご安心ください。
□まとめ
今回の記事では、外壁カバー工法のメリットやデメリットと失敗しないためのポイントについて紹介しました。
デメリットはあるものの、費用を抑えたい方や工期を短くしたい方にはおすすめの工法です。
当社は、お客様の安心に寄り添った工事を行っています。
外壁に関してのご相談はぜひ当社にお問い合わせください。