2023.3.7
外壁塗装と屋根塗装を同時に行いたい方へ!価格相場をご紹介します!
生活していく上で、メンテナンスする必要があるものは靴や車、髪の毛などさまざまあります。
もちろん、住宅もメンテナンスが必要です。
とはいえ、住宅のメンテナンス、つまり外壁塗装や屋根塗装を同時に行うと、「費用が高くなってしまうのでは?」と心配な方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際は、同時に行うと費用を抑えられるので、同時に行うことをおすすめします。
今回は、外壁塗装と屋根塗装を同時にする際の価格相場や何をすると良いかをご紹介します。
□外壁塗装と屋根塗装を同時にするには何をすると良い?
まずは、外壁と屋根の完成形のイメージをしましょう。
外壁塗装や屋根塗装を行うにあたって、「色あせてきた」「汚れてきた」という理由で塗装を行う方がいらっしゃいます。
綺麗にすることも大切ですが、自分の希望が明確になっていなければ、満足のいく完成形に仕上がりません。
そこで、後悔しないために、以下のように希望を伝えるようにしましょう。
・新築時のような綺麗な状態にしたい
・同時塗装で定期的に発生するメンテナンス費用を抑えたい
・色を変えて住宅の雰囲気を変えたい
希望が曖昧になっていると「同時塗装でメンテナンス費用を安くすること」は可能ですが、気づいたら塗装が終わっていたり、何の塗装を行っているのかわからなかったりします。
希望が100%叶うわけではありませんが、不満足な結果につながらないように塗装会社と方向性を一致させましょう。
次に、塗装会社を選びましょう。
塗装が成功するか、失敗するかは会社選びも重要になります。
・優良な塗装会社
適正価格で見積もりを出してもらったり、綺麗で丁寧な塗装をしてもらえます。
また、礼儀正しく、何かあればすぐに駆けつけてくれます。
・悪徳な塗装会社
金額を不当に操作して相場より見積もりを出してきたり、塗装が雑で1〜2年ですぐ剥がれてしまったりするなどの問題が起こる可能性があります。
さらに、態度が悪く、何か問題が生じても何回か連絡する必要がある可能性が高いです。
このように、優良な塗装会社と悪徳な塗装会社を比べると大きな違いがあります。
せっかく塗装をするのですから、塗装後に後悔しないように、塗装会社選びには注意しましょう。
最後に、塗料を選びましょう。
塗料の種類によって、耐用年数はさまざまです。
種類は、アクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル・フッ素・無機が挙げられます。
加えて、塗料には遮熱・断熱機能、防食性の強い塗料などの機能がある塗料があります。
□外壁塗装と屋根塗装の価格相場について
では、実際に外壁塗装と屋根塗装の価格相場はどれくらいなのでしょうか?
まず、延べ床面積別の外壁塗装・屋根塗装の価格相場についてです。
これらは、あくまで目安なので、あらかじめ自分で調べることをおすすめします。
・20坪
外壁が80平方メートル、屋根が50平方メートルで、価格相場は70万円〜
・30坪
外壁が120平方メートル、屋根が60平方メートルで、価格相場は80万円〜
・40坪
外壁が160平方メートル、屋根が90平方メートルで、価格相場は95万円〜
・50坪
外壁が200平方メートル、屋根が140平方メートルで、価格相場は115万円〜
次に、外壁塗装・屋根塗装の費用の内訳についてです。
費用全体を100%として、材料費25%、足場の費用15%、人件費40%、その他20%という内訳になります。
材料費は、塗料や養生シートなどの塗料をするために必要な道具や材料にかかる費用です。
先ほどご紹介したように、塗料にはさまざまな種類があります。
さらに、耐用年数と費用がそれぞれ異なり、以下のようになります。
アクリル:耐用年数4〜7年で、1缶あたり7,000円〜
ウレタン:耐用年数6〜8年で、1缶あたり12,000円〜
シリコン:耐用年数7〜10年で、1缶あたり15,000円〜
ラジカル:耐用年数8〜12年で、1缶あたり24,000円〜
フッ素:耐用年数10〜15年で、1缶あたり30,000円〜
無機:耐用年数15〜20年で、1缶あたり35000円〜
人件費は、職人さんをはじめ、塗装工事に関わる人たちを動かすためにかかる費用です。
ここで注意したいのが、人件費は操作しやすいことです。
職人の数が作業の質に繋がるとは言い切れませんが、悪質な塗装会社の中には塗装回数を減らして下処理を怠るところもあるので注意してください。
当社は、塗り残し、手抜き工事を防ぐため、下塗り中塗り上塗り全ての工程で色を変えて塗装し、工程毎の写真をお客様に提出しておりますので、安心して塗装作業をお任せください。
足場の費用は、足場を組むのにかかる費用です。
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、毎回足場の費用を支払わずに済みます。
また、中には、「足場の設置をなくすことで費用を抑えられるのではないか?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それはおすすめできません。
足場があることで、綺麗に塗装できるだけではなく、作業員の安全性も確保できるので、足場の費用は必要なものと言えます。
□外壁塗装と屋根塗装の価格を左右する要素について
1つ目は、使用する塗料のグレードや色です。
先ほどご紹介した通り、塗料によって耐用年数や費用が異なります。
耐用年数が長ければ長いほど、費用は高いですが、メンテナンスの回数は減り、長い目で見ると費用を抑えられるので、自分の希望に沿った塗料を選びましょう。
また、色の数が多ければ多いほど塗料代や手間がかかるため、価格に影響します。
2つ目は、建物の階数や屋根の傾きです。
これらは、足場の組み立て費用や時間が影響します。
階数が高いほど、傾きが急なほど、足場の設置に時間がかかり、費用も高くなります。
□まとめ
今回は、外壁塗装と屋根塗装を同時に行いたい方に向けて、価格相場についてご紹介しました。
同時に行うことで、足場の費用が1回分で済むため、価格を抑えられます。
また、工事期間は長くなってしまいますが、工事を1度の機会で終わらせられるので、何度も予定を確認する必要がありません。
外壁塗装と屋根塗装をお考えの方は、ぜひ同時に行ってみてはいかがでしょうか。