2023.4.7
外壁塗装はどのくらいの年数が経ったら行うべき?年数以外にも見極める方法がある!
外壁塗装には寿命があり、現在は永遠にもつ塗料が開発されておりません。
そのため、一定の期間をおいて外壁塗装を行う必要があります。
そこで疑問になるのが、「どのくらいの年数が経ったら外壁塗装を行えば良いのか」です。
この記事では、外壁塗装は何年くらい経ったら行えば良いのかについて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
□外壁塗装は何年くらい経ったら行えば良いの?
結論から申し上げると、外壁塗装は前回の塗装から10年経ったタイミングで行うことがおすすめです。
この理由としては、日本でよく使用されるシリコン塗料の寿命が10年程度であるからです。
ただし、前回の外壁塗装時に使用した塗料によっては、塗装の寿命が10年から大きく前後することもあるため、10年で塗り替えが必要とは断言できません。
塗料ごとの寿命については、以下をご覧ください。
・アクリル塗料:約3〜5年
・ウレタン塗料:約5〜7年
・シリコン塗料:約7〜10年
・ピュアアクリル塗料:約15年〜
・フッ素塗料:約15年〜
・無機塗料:約15年〜
ここで注意していただきたいことがあり、それは上記の年数はあくまでも目安であることです。
塗料製品によって寿命が異なる場合があるので、正確な年数を知りたい場合は塗料製品の耐久年数を確認することをおすすめします。
□年数以外で外壁塗装のタイミングを見極める方法は?
年数以外で外壁塗装のタイミングを見極める方法として、外壁塗装の劣化症状があります。
ここからは、外壁塗装を行うべき劣化症状をいくつか紹介します。
1つ目は、チョーキング現象です。
チョーキング現象とは、外壁に触れると手に白い粉状のものが付着する現象のことを指します。
塗料は顔料・合成樹脂・添加剤で構成されていますが、紫外線の影響により合成樹脂が分解され、顔料が剥き出しになるとチョーキング現象が起こります。
この現象を放置していると、塗料が建物を保護できなくなり、最悪の場合は雨漏りにつながるため、外壁塗装を検討することがおすすめです。
2つ目は、ひび割れです。
ひび割れが起こる原因は、「経年劣化」「地震のような自然災害」「縁切れ」などが挙げられます。
これが起こってしまうと、外壁内部に水が浸入するリスクが高まるため、修復する必要があります。
3つ目は、コーキング剤の剥がれです。
外壁同士の隙間・窓枠・配管回りなどにゴム製のコーキングが施されていますが、劣化によってコーキングが剥がれてきた場合は外壁塗装することがおすすめです。
そもそもコーキングの役割は、雨水や結露の浸入を防ぐことであるため、このコーキングが劣化して機能しなくなると雨漏りにつながってしまいます。
コーキングの寿命は約5〜10年なので、このタイミングでコーキング補修・外壁塗装を検討すると良いでしょう。
4つ目は、外壁の藻やカビが目立つことです。
外壁の藻やカビが目立ってきた場合は、塗膜の耐久性や防水力が低下している可能性が高いです。
さらに、外観的に美しくなく、長い間放置していると頑固な汚れとなってしまいます。
このように藻やカビが目立つ場合は、あらゆるデメリットが発生してしまうため、外壁塗装で綺麗にすることがおすすめです。
□外壁塗装を長持ちさせるためのポイントについて!
ここまでで外壁塗装のタイミングについてはご理解いただけたと思います。
ここからは、外壁塗装を長持ちさせるためのポイントを2つ紹介します。
まずは、定期的に外壁を掃除することです。
定期的に外壁を掃除すると、外壁の表面に藻やカビが発生することを防げます。
どのような場所でも同じですが、こまめに掃除をしていれば汚れが溜まらずに落ちにくくなることもなくなるため、綺麗な外壁塗装を保てるのです。
また、掃除する際に外壁の劣化具合も確認できるため、劣化を発見した場合は早急に対応できます。
早期発見・早期補修することによって、外壁へのダメージを減らし、長期的な視点で考えると外壁塗装を長持ちさせられます。
次に、耐用年数の長い塗料を選ぶことです。
先ほどお伝えしたように、耐用年数が長い塗料を使用すると、塗り替えするまでの期間が長くなります。
耐用年数が長いとそれだけ価格が高くなる傾向にありますが、耐用年数が長い分、メンテナンスの回数が減るため、長期的な視点で考えると費用面でプラスになるかもしれません。
最後は、技術力の高い業者に施工してもらうことです。
外壁塗装では、長持ちする材料の機能を十分に引き出すために技術力の高い業者に施工してもらうことが重要です。
当社は公共工事と同じ手順で施工しており、総施工件数は1400件を超えております。
この実績の中で培ってきた技術とノウハウを駆使して、外壁塗装を行っております。
技術力の高い業者に依頼したいという方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
□まとめ
外壁塗装は10年前後、または塗料の耐用年数に併せて行うのが理想です。
ただし、今回紹介した劣化症状が外壁に見受けられる場合は、早急に外壁塗装を行うか検討する必要があります。
外壁塗装のタイミングについてお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。