アクリル塗料とは?特徴やメリット・デメリットを解説します!


外壁や屋根の塗装に使用する塗料には様々な種類が存在しますが、中でもアクリル塗料は、歴史ある塗料として有名です。 そんなアクリル塗料にはどのような特徴があり、他の塗料とどのような点が異なるのか、今回はメリット・デメリットと共にご紹介します。

□アクリル塗料とは?

アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分として作られた塗料のことをいいます。 1950年ごろから使用されており、当時は発色の良い画期的な塗料として重宝されていました。 ですが、ウレタン樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料など、他の高機能と量が台頭してきたことにより、かつてほどの需要はなくなってしまっています。 現在では、安価で購入できることやカラーバリエーションの豊富さ、扱いの容易さなどから、DIY用の塗料として人気を博しています。 また、使用する用途や箇所によってはアクリル塗料が適している場合もあるため、現在でも一定数の利用者がいる塗料です。

□アクリル塗料のメリット・デメリットを解説します!

*メリット

アクリル塗料のメリットには以下のようなものがあります。 ・コストパフォーマンスに優れている ・艶や発色の良さ ・ラインナップの多さ ・吸湿性が高いため重ね塗りがしやすい 特に大きなメリットが、優れたコストパフォーマンスです。 先ほどもご紹介した通り、アクリル塗料は価格が比較的安いため、広い面積の塗装を行う場合には、ウレタン塗料やシリコン塗料を使用するよりも大幅にコストを削減できます。 もちろん製品によって価格は異なりますが、限られた予算の中で施工する際には最良の選択だといえるでしょう。 また、吸湿性に優れている点も大きな魅力です。 吸湿性が高いことにより、下地処理をせずに直接上塗りをしても、しっかり定着させられます。 同時に、重ね塗りもしやすいため、頻繁に塗り替える必要のある場所にアクリル塗料を使用しておけば、最低限の下準備で作業を行えます。

*デメリット

一方で、アクリル塗料には以下のようなデメリットも存在します。 ・塗膜の劣化が早い ・塗膜が固く、ひび割れが起こりやすい アクリル塗料には、塗膜の劣化が早く耐久性が低いという大きなデメリットがあります。 アクリル塗料の基本的な寿命は5~8年ほどで、長持ちはあまり期待できないのです。 短い期間で塗り替えることになるため、一時的な価格は安く抑えられても維持コストがかかってしまうことは覚えておくと良いでしょう。 さらに、ひび割れが起こりやすいというデメリットもあります。 アクリル塗料は、塗膜が固くなるため高い防護性を発揮しますが、一方塗膜が固いことによってひび割れが発生してしまう恐れもあるのです。 工夫次第で対策することもできますが、ひび割れによって耐久性が下がってしまうというのは懸念材料の1つといえます。

□まとめ

今回は、アクリル塗料とはどんなものなのか、メリット・デメリットも踏まえてご紹介しました。 本記事でご紹介したアクリル塗料の様々な特徴を参考に、お家の塗装に適しているのはどの塗料なのかをを吟味してみてください。

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