ガイナ塗料の特徴とガイナによる塗装の失敗例をご紹介します!


皆さんは、「ガイナ塗料」という塗料の種類をご存知でしょうか。 恐らく、名前も聞いたことがないという方がほとんどなのではないかと思います。 そんなガイナ塗料にはどのような特徴があるのか、メリット・デメリットと共にご紹介しながら、ガイナによる塗装の失敗例をご紹介します。

□ガイナ塗料の特徴とは?

そもそもガイナ塗料とは、ロケット開発の際の断熱技術をもとに製造された遮熱・断熱塗料です。 多層化したセラミックが遠赤外線を反射させることで建物の温度を下げ、圧倒的な遮熱作用を持っています。 また、冬は外からの冷気を遮断し、室内温度が逃げないような断熱性も備えているため、住宅の中を暖かく保つことが可能です。 さらに、層状になっている特殊セラミックが音を反射させるため、遮音効果や防音効果も期待できる、汎用性の高い塗料です。

□ガイナで塗装した際の失敗例をご紹介!

お伝えしているように、ガイナによる塗装を行うことで住宅に様々な効果を付与することができますが、一方で「思っていたのと違う」と感じやすい点もあります。 いくつか実際の事例をご紹介します。

*効果を実感できない

遮音や断熱といったような機能を備えているガイナですが、住宅の素材やその他の条件によって実感できないと感じてしまう場合もあります。 せっかく高機能なガイナを選んでも、効果を感じられなければ失敗したと感じてしまうでしょう。

*汚れが付きやすい

ガイナは多機能である一方で、防カビ性・防菌性は備えていません。 そのため、カビや藻、コケのような菌類が繁殖したり、砂埃やほこりなどが付着したりしてしまいがちです。 このような症状に気が付くまでに数年かかってしまうと、カビやコケなどが目につくようになってしまうため塗料選びに失敗したと捉えざるを得なくなってしまいます。

*ツヤがないため劣化が目立つ

ガイナはラインナップが少なく、基本的にはツヤがないタイプであることが多いため、塗装後はマットな見た目になってしまいます。 そのため、カビや砂埃のような汚れに加え、ひび割れや塗膜の剥がれなどの劣化症状も目につきやすいです。 仕上がりがどのようになるのかは事前に把握したうえで、塗装を決定することをおすすめします。

□まとめ

今回は、高い機能性を持ちながら認知度がそこまで高くないガイナ塗料についてご紹介しました。 ガイナ塗料の遮熱性・断熱性は非常に高いものがありますが、塗料選びの際には、今回ご紹介した失敗例ももとに、ご自身の住宅に合った塗料を選ぶようにしてください。

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