外壁タイルの補修方法をご紹介します!


皆さんも一度は見たことのあるタイル張りの外壁ですが、一口にタイルといっても、そこに用いられている物には様々な種類があることをご存知でしょうか。
今回は、外壁タイルの種類やその補修方法について解説していきます。

□外壁タイルの種類をご紹介します!

外壁タイルの種類には、以下のようなものが挙げられます。

・磁器質
・陶器質
・せっ器質
・土器質、レンガ

磁器質タイルは吸水性が非常に低く汚れにくいことや、他の素材に比べて硬いことが特徴です。
優れた耐久性を誇っているため、家の外壁や商業施設、ビルの外溝などの様々な場面で広く用いられています。

機能性もさることながらデザイン性も高いため、外壁タイルとして用いられることも多いオーソドックスなタイルだといえるでしょう。

陶器質タイルは、自然環境による変色や色あせに強いという特徴を持っています。
雨が多い時期や、台風などが頻発する日本では特に、メンテナンスの手間がかかりにくい優れたタイルだといえるでしょう。

一方で、磁器質タイルとは異なり吸水性が高い点には注意が必要です。

せっ器質タイルは吸水性が若干高いものの、強度の面で耐久性に優れているのが特徴です。
硬さは磁器質タイルと陶器質タイルの中間程度であるため、表面に加工を施して強度を上げると良いでしょう。

土器質やレンガは、耐熱性と蓄熱性に優れているという他とは違う特徴を持っています。
そのため、夏は涼しく冬は暖かい状態を保つことができ、省エネにも一役買ってくれる素材です。

□外壁タイルの補修方法とは?

*タイルのひび割れ

タイルに大きなひび割れが発生している場合、一度タイルを取り外してから新しいタイルを貼り付けることで補修を行います。
貼り換えの際には基本的に周りのタイルと同じ予備のタイルを使用しますが、所有していない場合は既存のタイルと似たものを購入して貼り付けることになります。

また、微細なひび割れに対してはエポキシ樹脂を注入して補修を行うので覚えておきましょう。

*目地のひび割れ

コンクリートの壁面に生じたひび割れに関しては、エポキシ樹脂で割れ目を塞いだ後、壁面に馴染むようにモルタルで仕上げ、同じ色になるように塗装を行います。

*タイルの浮き

タイル自体に浮きが見られる場合や剥がれかけている場合には、浮いたタイルを一度取り外し、接着用のモルタルを塗りなおして再塗装を行います。

□まとめ

今回は、外壁タイルを素地ごとに分けてご紹介しながら、タイルの補修方法も併せてご紹介しました。
おしゃれで自分好みのデザインを施しやすいタイルを用いた外壁は、様々な住宅で使用されています。
適切な補修を行い、安心して使用できるようにしましょう。

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