光触媒塗料とは?外壁塗装に使うメリットとデメリットもご紹介します!


外壁塗装を行う際には塗料選びを行う必要がありますが、最近流行してきている光触媒塗料についてご存じでしょうか。
今回は、光触媒塗料について、どのような塗料なのかや光触媒塗料のメリット、デメリットをご紹介します。

□光触媒塗料とは?

そもそも触媒とは、簡単に言うと化学反応を促進して物質変化させるための仕掛けのことを言います。

そして光触媒を説明する際の例として使われるのが、植物の光合成の仕組みです。
植物で葉緑素で化学変化を発生させるのと同様に、光触媒技術では酸化チタンという物質が化学変化をもたらすのです。

人体にも影響がないため、塗料の他にも食品や化粧品の着色料としても使用されている物質です。

□外壁塗装に光触媒塗料を使うメリットとデメリットをご紹介!

外壁塗装に光触媒塗料を使うメリットとデメリットをご紹介します。

*光触媒塗料のメリット

光触媒塗料のメリットは以下の通りです。

・汚れにくい
・耐久性が高い
・空気清浄機能がある

1つ目は、汚れにくい点です。
光触媒塗料は、紫外線に反応して外壁の汚れを分解してくれます。
外壁を掃除する手間が省けるため、メンテナンスが楽になります。

2つ目は、耐久性が高い点です。
外壁が劣化する主な原因である紫外線を逆に利用できる光触媒塗料は、外壁の劣化を遅らせる機能があります。

一般的な塗料の耐用年数が約10年であるのに対し、光触媒塗料は最長で15〜20年ほどの耐久性を誇ります。
他の塗料よりも耐久性が高いため、耐久性を重視する方にはおすすめです。

3つ目は、空気清浄機能がある点です。
光触媒塗料には車の排気ガスのような空気中の汚れを除去する機能や、臭いを分解する機能も兼ね備えています。
環境に優しくエコに配慮できるため、需要が高まってきているのです。

*光触媒塗装のデメリット

一方で、デメリットは以下の通りです。

・日陰だと効果が発揮しづらい
・色が限られている
・ひび割れが起こりやすい
・ひどい汚れの場合落ちづらい
・専門性が必要で価格も高い

特に大きなデメリットが、日陰で効果が発揮しづらい点です。
紫外線に反応して効果を発揮する光触媒は、日陰ではどうしても効果が薄くなってしまいます。
全く効果がなくなるわけではありませんが、本来持つ効果の半分ほどしか発揮できなくなってしまいます。

□まとめ

今回は、光触媒塗料を用いる際に意識したい光触媒の特徴や、光触媒塗料のメリットとデメリットについて解説しました。
特に日当たりの良い場所ではさまざまなメリットをもたらしてくれるため、環境に配慮したい方や耐久性を意識したい方は検討してみると良いでしょう。

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