2023.10.28
外壁塗装に使うウレタン塗料の特徴とは?メリットとデメリットもご紹介!
外壁塗装に使う塗料の中で有名なものはいくつかありますが、中でもウレタン塗料は最も人気な塗料の一つです。
今回は、ウレタン塗料の特徴や使用するメリットとデメリットをご紹介します。
塗料選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
□ウレタン塗料の特徴とは?
ウレタン塗料は主に、そのまま塗装できる1液型と、塗装の前に硬化剤を混ぜる必要のある2液型の2種類に分けられます。
1液型に比べて2液型は耐久性が高く、鉄や木、塩ビなど、さまざまな材質に塗装できることから、主に住宅の外壁や屋内設備に加え、家具などに対しても用いられています。
また、ウレタン塗料は、ウレタン塗料を溶剤に混ぜて作られた溶剤系塗料の一種であるため、溶剤の違いによって「油性塗料」と「水性塗料」の2種類に分類されます。
それぞれ性能面に大きな違いはありませんが、施工性は異なってきます。
*油性ウレタン
油性ウレタンは、耐久性が高いうえに、塗膜の密着性に優れています。
ただし、溶剤臭が強く、人体に害を及ぼす危険性があるため、使用する際には注意が必要です。
*水性ウレタン
水性ウレタンは、その名の通り水を用いて作られた塗料のことを指します。
水性ウレタンは硬化まで時間がかかり、塗膜の密着性が弱いというデメリットがありますが、油性よりも溶剤臭が弱いため、室内や集合住宅でも問題なく使用できます。
臭いが強いと近隣の方から苦情が来る可能性もあるため、施工する場所によって塗料の種類を変えるのも一つの方法でしょう。
□ウレタン塗料のメリットとデメリットをご紹介!
まずメリットとして挙げられるのは、光沢のある塗膜になる点です。
カラーも鮮やかで、新築のようなピカピカの外壁を取り戻せます。
また、ウレタン塗料が持つ密着性の良さと柔軟性は、コンクリートやモルタルなどの外壁におすすめです。
下地部分にひび割れが生じたとしても塗膜まで影響せず、水漏れを防ぐ効果も期待できます。
さらに、ウレタン塗料は耐薬品性が高く用途が広く、外壁のメンテナンスにとても優れている点も魅力的なメリットだと言えます。
一方、デメリットとして、ウレタン塗料の耐用年数は他の塗料よりも短く、耐久性の長さは担保できないことが挙げられます。
また、シリコン塗料と比較するとシリコン塗料の方が費用が高いため、費用をあまりかけたくない場合はウレタン塗料を選んでしまうかもしれません。
しかし、塗料大以外の工事費や足場代などを含めると、ウレタン塗料とシリコン塗料の費用の差はそこまで生じないケースも多いため、よく確認する必要があります。
□まとめ
今回は、外壁塗装に使用するウレタン塗料の特徴や、メリットとデメリットをご紹介しました。
ウレタン塗料には、さまざまな魅力的なメリットがありますが、それに対してデメリットもあることも考慮して塗料選びを行いましょう。