2024.2.24
壁にクラックが発生する原因とは?放置することで起こり得るリスクを解説!
自宅のメンテナンスに熱心な住宅所有者にとって、室内の壁に生じたクラックは気になる存在です。
小さな亀裂も見逃さず、防止と対処に関心のある方に、壁のクラックが発生する原因と、それに伴うリスクについて解説します。
家を守るための知識として、この情報をぜひ活用してくださいね。
□壁のクラックが発生する原因
壁にクラックが発生する理由は多岐に渡りますが、主な原因を以下にご紹介します。
1:壁紙の歪みによるひび割れ
建物は常に微細な揺れにさらされています。
この揺れ、気温の変動や湿度の影響が壁紙の縮みや歪みを引き起こし、それがクラックの原因になることがあります。
1:下地材の変形によるひび割れ
家の構造に使われる石膏ボードや木材、コンクリートなどの下地材は年数が経つにつれ劣化し、歪みや破損が生じます。
特につなぎ目周辺はクラックが生じやすい部分です。
1:窓やドアの開閉によるひび割れ
窓やドア周辺の壁は、開閉に伴う振動によりクラックが生じやすい部位です。
これらの部分は、構造的に揺れの影響を受けやすく、日常的な使用がクラックの原因となり得ます。
1:構造上の問題によるひび割れ
建物全体に影響を及ぼすような構造的な問題も、クラックの原因となることがあります。
これは揺れや衝撃による部分的な力の影響ではなく、建築時の施工ミスや構造部の破損が原因で起こります。
□放置すると危険!クラックの潜在リスク
壁のクラックを放置すると、以下のようなリスクが考えられます。
1:雨漏りのリスク
特に構造クラックの場合、隙間から雨水が浸入し、室内の雨漏りへとつながる可能性があります。
2:シロアリの発生
クラックが原因で壁が湿った状態になると、シロアリの発生につながることがあります。
シロアリは湿度の高い環境を好み、建物の構造を脅かす存在です。
3:建物の耐久性低下
クラックが原因で建物全体の劣化が進行し、構造的な弱体化につながります。
これにより、外壁材の交換など、追加の修復作業が必要になることもあります。
4:苔やカビの発生
雨水が浸入することで、外壁材が水分を含み、苔やカビが発生しやすくなります。
これはアレルギーの発生源にもなり、見た目の美観にも影響します。
□まとめ
今回は、壁のクラックの主な原因と、それに伴うリスクについて解説しました。
家の安全と快適性を維持するためにも、クラックの発生には注意が必要ですよ。
早期発見・早期対策が、住宅の健康を保つためには、重要なのでぜひ参考にしてくださいね。