2024.3.15
モルタルの劣化症状とは?モルタル補修のやり方を解説!
自宅や建物のモルタル補修を検討している方へ。
この記事では、モルタルの基本的な特性を理解し、効果的かつ安全に補修するやり方について解説します。
モルタル補修は、適切な知識と方法を身につけることで、建物の寿命を延ばし、さらなる損傷を防ぐ重要な作業です。
初心者の方でも安心して取り組めるよう、ポイントをわかりやすくご紹介します。
□モルタル補修の理解と準備
モルタルは、水、セメント、砂を1:2:5の割合で混ぜ合わせた建築材料です。
耐久性や接着性を向上させるため、混和剤を加えることもあります。
この素材は、特に接着力と独特の色味が特徴的で、ブロックやレンガの目地としての使用が一般的です。
しかし、時間の経過とともにひび割れが生じやすいのも、この素材の大きな特性の一つです。
*モルタルの基本構成と特性
モルタルはその構成上、乾燥による収縮を避けることはできません。
乾燥すると水分が失われ、収縮によりひび割れが生じるのです。
これが、モルタルの大きな欠点と言えます。
*ひび割れの原因と影響
ひび割れは放置すると、建物の基礎部分を腐食させ、大規模な修理が必要になることもあります。
そのため、ひび割れを早期に発見し、適切に対処することが重要ですよ。
*補修前の準備と注意点
補修作業を始める前には、補修箇所の清掃と状態の確認が必要です。
汚れや破片を取り除き、補修する箇所がしっかりと乾燥していることを確認してください。
□モルタル補修のやり方で重要なひび割れと劣化への対処
モルタル補修のやり方は、ひび割れの種類と状態に応じた対策が重要です。
ここでは、補修方法と予防策について説明します。
1:ひび割れの種類と補修の緊急性
モルタルには主に「ヘアクラック」と「構造クラック」の2種類のひび割れがあります。
ヘアクラックは浅いひびで、すぐに補修する必要はありませんが、放置すると拡大する恐れがあります。
一方、構造クラックは深く、早急な対応が必要です。
2:塗膜の浮きやはがれへの対応
塗膜の浮きやはがれは、モルタルの防水性能の低下を示唆しています。
定期的な塗り替えや、はがれた部分の補修で、これらの問題を防げますよ。
3:カビやコケの予防と対策
外壁の塗膜がはがれると、カビやコケが生えやすくなります。
塗膜の状態を定期的にチェックし、必要に応じて清掃や塗り替えを行うことで、これらの問題を未然に防げますよ。
□まとめ
この記事では、モルタルの基本特性と補修の基本知識を解説しました。
モルタルは接着力が高く、独特の色味を持つ素材ですが、乾燥によるひび割れが生じやすい点に注意が必要です。
補修のやり方では、ひび割れの種類に応じた適切な対応と、塗膜の状態を保つことが重要です。
これらの知識を活用し、モルタルの適切なメンテナンスを行うことで、建物を長持ちさせられます。
当社は塗装やリフォームに対応するので、住宅のことならお気軽にご相談くださいね。